パンフレット・報告書

関連図書

「若年性認知症ってなに?」「若年認知症と診断された」
「若年性認知症の家族を介護している」そんなときに役立つおすすめ書籍をご紹介します。

~喜怒哀楽でわかる~ 認知症の人のこころ

松本 一生編著
中央法規出版 定価 ¥1800+税 ISBN 978-4-8058-3296-7

本書に紹介されている認知症の人は、病気と向き合い、その影響を受けながらも前向きに生きる側面を見せてくれることで、周囲の人に勇気をもたらしてくれています。たとえ認知症の人が言葉や態度で返答できなくても、豊かな内的世界があるということを知って欲しいという思いで書かれており、認知症の人のこころに耳を傾けてくれる周りの人の存在こそが認知症の人にとって何よりもこころ強い存在であることがよくわかります。

本人と家族のための 認知症介護百科

須貝 佑一・竹中 星朗・頼富 淳子共著
永井書店 定価 ¥1575+税 ISBN 978-4-8159-1870-5

“間違ったことをしているのを見ると、つい叱ってしまいます”
“もし介護する人が急にいなくなってしまったら・・・”
こんな時あなたならどうしますか?
そんな質問に答えてくれる本です。
認知症の始まり~認知症の進む頃~認知症が重くなった時期〜、と各段階に応じて見られる様々な症状。そのとらえ方や介護の方法、薬の説明等がQ&A方式でわかりやすく書かれています。また認知症の初期から重くなった時期へと順を追って書かれていることで「認知症」についての見通しを立てることができます。この本はこれからの本人と家族の生活を考えていくのに、良きアドバイザーとなることでしょう。

認知症の正体 診断・治療・予防の最前線

飯島 裕一・佐古 泰司著
PHPサイエンス・ワールド新書 定価 ¥940+税 ISBN978-4-569-79712-0

高齢社会の中で認知症は増え続けています。また最近では若年期の認知症も注目されています。とはいえ認知症の症状や介護の仕方については知らないことも多く、不安がつのるばかりです。この本では認知症に至るまでの症状や、検査と診断、予防、主な認知症の種類とその症状を解説し、認知症のことを十分に知って、認知症を受け入れやすく記してあります。サイズもコンパクトで収納しやすく、いつでもどこでも読みやすい本です。

若年性認知症 本人・家族のためのサポートブック

小長谷陽子(認知症介護研究・研修大府センター研究部長)編著
中央法規出版 定価\2200+税 ISBN978-4-8058-3384-1

全体は4部で構成されており、第1部は、若年性認知症を理解するための医学的、心理的な面が記されています。第2部には、サポートするための具体的な関わり方、制度やその活用の仕方、就労や社会参加についての説明があります。第3部は、ケアに関する部分で、コミュニケーションの仕方などが分かりやすく書かれています。また第4部には平成21年10月に大府センターに開設された若年性認知症コールセンターに、実際に寄せられた相談内容を参考にして、相談に関する回答をQ&Aという形で掲載してあります。本人、家族をはじめ、支援する全ての方に役立つ情報が網羅されています。

続 認知症の医療とケア「根拠のあるケア」を追い求めて

藤本直規・奥村典子(著)
(株)クリエイツかもがわ出版 定価\2200+税 ISBN978-4-86342-056-4

『認知症の医療とケア ~「もの忘れクリニック」「ものわすれカフェ」の挑戦~』(当ホームページでも紹介)出版から3年を経て、さらに認知症が進行した人が、新たにデイサービスに加わった認知症の人と協力し合い、スタッフと共に作り上げたケアを紹介しています。医学的な根拠と認知症の人の言葉や思いに配慮すれば、年齢や重症度に関係なくあてはめられる、認知症ケアの原則があるということが綴られた第二弾。認知症になっても症状が進んでも、交流を維持することが可能である、など、認知症者本人、家族、ケアスタッフに心強い一冊です。

認知症はここまで治る・防げる 大活字版

小坂憲司(著)
主婦と生活社出版 定価\1200+税 ISBN978-4-391-13214-4

最近では認知症に関わる研究がとても進歩しています。本書には予防・治療・ケアの最新情報が盛り込んであります。現在、認知症は、治療と適切な介護方法によって、本人も介護者もストレスを少なくすることが可能になってきていると言われており、その例やヒントも書かれています。また、活字も大きく読みやすい一冊です。

認知症 ~家族はどうしたらよいか~

長谷川和夫(監修)
池田書店出版 定価¥1、300十税 ISBN 978-4-262-12249-6

認知症発症後すぐの不安や戸惑いを乗り切るヒントや、自宅で、施設での介護の体制作り、日常の介護などがわかりやすく書かれています。介護者の悩みについては、患者の気持ちに寄り添うことはもちろん、介護者の気持ちを汲んだきめ細かい対応が記されています。

認知症の人への対応がよくわかる Q&Aブック
認知症なんでも相談室

三宅貴夫(著)
(株)日本医療企画 定価¥1,500十税  ISBN 978-4-89041-824-4

Q&A形式で、受診・治療に始まり、家族の関わりや介護者の気持ち、性格の変化に関するもの、日常生活(着替え・食事・徘徊・睡眠・入浴・排泄・問題行動)など様々な相談に対して、具体的に丁寧に返答してあります。巻末には「認知症の人と家族の会」支部一覧と「全国ものわすれ外来一覧」も掲載されています。

レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック

小阪憲司・羽田野政治(著)
メディカ出版 定価¥1,400十税 ISBN 9784-8404-2905-4

レビー小体型認知症は「パーキンソン症状」「認知の変動」「レム睡眠行動障害」「自律神経症状」「抑うつ」「薬に対する過敏性」、また本人にしかわからない「幻視」など、様々な症状があります。それぞれに対する介護方法、対応の実際、生活上の工夫などを、図表・イラストを交えてわかりやすく解説しています。前回掲載の「知っていますか? レビー小体型認知症 よくわかる、病気のこと&介護のこと」に引き続いてのガイドブックです。

あなたが認知症になったから。
あなたが認知症にならなかったら。

越智須美子・越智俊二(著)
中央法規 定価¥1,600十税 ISBN 978-4-8058-3224-0

若年性認知症になったご主人と奥様の体験が描かれています。働き盛りで子育ての真っ最中、しかも住宅ローンの返済中にも拘わらず、ご主人が認知症になってしまう。長い間、そのことを身内にも隠してきたのは、それを認めることが辛いだけではなく、親にも心配をかけたくないとの思いもあったのだと痛感する。経済面でも精神面でも行き詰まってきたそんな中でも奥様は、何度も涙を流しながらも、ご主人への思いを確認し、介護の現実と真の愛情を綴った手記です。

ふまじめ介護
涙と笑いの修羅場講談

田辺鶴瑛(著)
(株)主婦と生活社出版 定価¥1、238十税 ISBN 978-4-391-13720-0

介護は大変です。実母、義母と介護を体験した著者が、この度のじいちゃんの介護で介護の神髄が花開いた?と思われる一冊です。思い悩んでいる介護の負担や精神的疲労が少しでも軽くなるような、「怒りあり、笑いあり」の一冊です。この本は家族介護で大変な思いをしている方に読んで戴いて、気持ちの切り替えになれば、と思います。

認知症の知りたいことガイドブック
最新医療&やさしい介護のコツ

長谷川和夫(著)
中央法規出版 定価 \1,600+税 ISBN978-4-8058-2698-0

病気についての説明や、認知症になった人の気持ち、対応の仕方、介護保険等の社会の制度などもわかりやすい言葉でまとめられていますので、大変読みやすく役に立ちます。

認知症の医療とケア
「もの忘れクリニック」「ものわすれカフェ」の挑戦

藤本直規(著)
かもがわ出版 定価 \2,200+税 ISBN978-4-86342-011-3

「もの忘れカフェ」と名付けられた若年認知症デイケアでは、決められたプログラムをなくしたデイサービスを行っており「認知症になったことはあきらめるがこれからの人生はあきらめない」と言う患者の声を受け、認知症について「医療」「ケア」の両面から全力で取り組んでいるクリニックの本です。

知っていますか? レビー小体型認知症
よくわかる、病気のこと&介護のこと

小阪憲司(著)
メディカ出版 定価 \1,000+税 ISBN 978-4-8404-2905-4

特徴的な症状をもつレビー小体型認知症のことが、誰が読んでもわかりやすく記してあります。またレビー正体型認知症についての適切な医療機関、家族会等、関連サイトの情報も記載されています。

マイウェイ 認知症と明るく生きる「私の方法」

太田正博・菅崎弘之・上村真紀(著)
小学館 定価 \1,365 ISBN978-4-09-387691-9

52歳という働き盛りの年齢で若年性アルツハイマーを発症した本人が、医師や作業療法士、家族の支援を受けながら、明るく生き抜いていく現在の姿を描いています。彼の第二の人生への意欲と思いが伝わってきます。

死なないで! 殺さないで! 生きよう!
いま、介護でいちばんつらいあなたへ

認知症と家族の会 編
かもがわ出版 定価 \1,500+税 ISBN978-4-86342-038-0

瀬戸際で思いとどまった介護者の生の声が記されています。介護者はみな本気で必死です。「生きよう!」との思いに至るまでの心の叫びが綴られています。