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介護家族の声

告知に悩む介護者(妻)のケース [50歳台女性]

相談内容

 夫は昨年から、字がうまく書けない、言葉の意味が理解できない等、認知症と思われる症状がみられたため、先日検査入院をしたら、大脳皮質基底核変性症と診断されました。自分と娘は医師から病気について詳しい説明を受けたが、夫はまだ何も知りません。この病気は難病で治ることなく、今後認知症の症状もいろいろ出てくるだろうと主治医に言われました。
 夫は処方されたパーキンソン病治療薬を飲めば治ると信じて、仕事に復帰することを待ち望んでいます。そんな夫の姿を見ているとなかなか告知出来ません。夫がこの病気について知った時、きっと大きなショックを受けて、生きる希望まで失ってしまうようで怖いです。どのように夫に対応すればよいのでしょうか。

相談者の思い
  • 夫に隠して黙っていることが辛い
  • 考えることが多すぎて、自分自身がパニックになっている。
  • 夫の会社にも報告しなければならないし、
    これから何をしなければならないのか分からない。
  • どこに相談したらよいのか、今後のことが不安。

相談員の対応

 告知を受けてから、何も手に付かず、ずっとひとりで悩まれ、お辛かったでしょうね。告知は主治医とよく相談して、タイミングや方法について話し合っておく必要があります。最初はショックかもしれませんが、病気が進行する前にご主人の希望や思いを聞いておくことで、症状が進行してもご主人の気持ちに寄り添っていけるのではないでしょうか。会社への報告はそれから考えてもいいのではないでしょうか。
 相談機関としては、病院の主治医やソーシャルワーカー、地域包括支援センターや役所の福祉課等、相談内容によって窓口が異なります。まずは、主治医に相談をしてください。
 問題を一つずつ解決していくことで、奥様自身の心の整理がつき、落ち着きを取り戻すことができるといいですね。ご自身も身体を大切にしてくださいね。

症状が進行する妻への対応に悩む介護者(夫)のケース [60歳台男性]

相談内容

 妻は2年前にアルツハイマー型認知症と診断されました。最近、頻繁に徘徊するようになり、こちらが気づかないでいることも度々ありましたが、何とかひとりで帰ってくることが出来ました。でも2カ月前、初めて夜間に出かけてしまい、3時間くらい探してやっと見つけることが出来ました。夜はこの時が初めてでまだ1回だけです。以前の妻は飽きっぽい性格ではありましたが、てきぱきと色々なことを何でもやれました。また車で一緒にスーパーに行って、買い物をしたりもしていましたが、最近はあまりしていません。病気のせいか、ときどき動作がにぶい時もあります。どうしたら、妻の徘徊を止めさせることができるでしょうか。

相談者の思い
  • この先妻が道に迷い、帰って来られなくなったり、
    見つからなくなったらどうすればよいかわからない。
  • 知らない間に出かけて欲しくない。
  • 以前のように、てきぱきとした妻に戻って欲しい。
  • 近所の人に知られて“若いのにお気の毒”と思われたくない。
  • できれば家族だけで妻の面倒を見たい。

相談員の対応

 夜間の徘徊は、初めてでまだ一回ということですが今後も心配ですね。今回は無事でしたが、夜間や天候が悪い日の徘徊などは、命に関わることもありますから、出来れば多くの人に知っていただくことが、早く見つけることにつながるのでお勧めします。例えば、最寄りの交番や民生委員さんなどはいかがですか。近所の人に知られたくないとのことであれば、一度担当地区の地域包括支援センターへご相談に行かれてはいかがですか?専門職の方が、相談に応じてくれます。
 認知症の徘徊の原因には、いろいろあると言われています。本人には何か理由があるとか、ただ居ても立ってもいられなくなって、出て行ってしまうケースもあるようです。ただどちらも、途中でご本人がわからなくなって困っていることには変わりないと思います。