若年性認知症コールセンター 若年性認知症コールセンター情報
  • テキスト大
  • テキスト中
若年性認知症:コールセンターに届いた声 若年性認知症:若年性認知症について知る 若年性認知症:若年性認知症コールセンターからのご案内 若年性認知症:生活を支える 若年性認知症:生きがいを見つける 若年性認知症:若年性認知症に役立つ情報 トップページへ戻る

もしかして若年性認知症? 「若年性認知症」診断のポイントをご説明します。

認知症かな?と思ったら・・・・

日常生活の中で「若年性認知症かな?」と感じたり、周りの方が本人の変化で気になることはありませんか?5つのポイントからご説明します。気になるカテゴリーをクリックしてみて下さい。

1.職場での問題

ご本人が主に感じること

  • 今までやってきた仕事の手順が分からなくなり、時間がかかるようになった。
  • 上司の指示を忘れる。
  • 取引先の人の名前がわからない。
  • 電話を受けてメモをしようとしても、すぐにメモが取れず、またメモを取ってもそのことを忘れる。
  • ミスをして上司になぜこんなことをしたと言われても、なぜだか全くわからない。
  • お客様との約束を忘れ、相手から連絡があった。

周りの人(会社の上司・同僚)が感じること

  • 同じものを何度も注文し、在庫が多量になってしまった。
  • 最近仕事でミスが多くなった。
  • 仕事のスピードが落ちた。
  • いつもの業務の手順なのに抜けている部分が多く、目が離せない。
  • 仕事上の接客で、短い間に何度も同じことを聞いている。

2.生活での変化

ご本人が主に感じること

  • 普段作り慣れている料理が作れない。
  • 自分が料理したのに、何を料理したのか覚えていない。
  • 味の好みが変わった。
  • 火を点けっぱなしにして何度も鍋を焦がした。
  • 趣味が突然できなくなった。
  • 子どもの学校の行事を忘れた。

周りの人(家族・親戚など)が感じること

  • 一日に同じことを何度も電話してくる。
  • 作って欲しいメニューをリクエストしても毎日同じメニューの料理を作る。
  • 同じものをいくつも買ってきて冷蔵庫の中が同じ食品でいっぱいである。
  • 子どもが孫を連れて遊びに来ても、早く帰れと言ったり、来るなと言う。
  • 季節に合った服装ができないなど、身だしなみに無頓着になっている。

3.車の問題

ご本人が主に感じること

  • 運転中どこを走っているのかわからなくなることがある。
  • 運転中にアクセルとブレーキを間違えそうになる。
  • 運転に関する判断能力が落ちたような気がする。
  • 通い慣れた道なのに、目的地に辿り着くことができなくなった。
  • 家族が自分の運転に対して、「危ない」と言い、自分自身も不安を感じることがある。

周りの人が感じること

  • 車にぶつけた跡があったり、傷がついていたりした。
  • 車間距離が極端に狭いような気がする。
  • 平気で信号無視をする。
  • 駐車、車庫入れがスムースにできず、非常に時間がかかっている。
  • 車線への入り方がわからず逆走したことがあった。

4.性格の変化

ご本人が主に感じること

  • おしゃれに関心がなくなり、おしゃれをしなくなった。
  • 1人になるのがいやだと思う。
  • 涙もろくなったと思う。
  • 以前はいろいろアイデアが浮かんできたのに、今は何も浮かばない。

周りの人が感じること

  • もともと頑固な性格だったが、さらに怒りやすい性格になった。
  • 穏やかな性格だったが、子どもっぽくなった。
  • 自分の間違いを人のせいにする。
  • テレビを見ながら今まで聞いたことのない汚い言葉で独り言を言っている。
  • 注意すると殴りかかってくる。
  • 妻(夫)が出かけることに不信感が強く、浮気をしているのではないかと疑うようになった。

5.行動の変化

ご本人が主に感じること

  • 時間が決められているような大切な約束を忘れる。
  • テレビドラマを見ていてもストーリーが理解できない。
  • 人の話が理解できない。
  • 自分の名前が書けない。
  • 親戚、知人、地域の人の顔を見ても名前がわからない。
  • 財布や鍵をどこに置いたかわからなくなる。

周りの人が感じること

  • 夜、用事もないのにふらふらと出かけてしまう。
  • ティッシュをちぎり、洗面所やトイレに詰めるなど、毎日同じ行動をする。
  • 会話の最中、話題について行けていない様子である。
  • ペットに何度も食事をあげている。
  • いつも探しものをしていて、家族が盗ったという。

診断が遅れる理由

若年性認知症の場合、多くの人が現役で仕事や家事をしているので、認知機能が低下すると、支障が出て気づかれやすいと考えられます。しかし実際には、仕事でミスが重なったり、家事がおっくうになっても、それが認知症のせいとは思い至りません。疲れや、更年期障害、あるいはうつ状態等、他の病気と思って医療機関を受診します。誤った診断のまま時間が過ぎ、認知症の症状が目立つようになってからようやく診断された例も少なくありません。若い人にも認知症があることを理解しましょう。

気づきのポイント

日常生活の中で、行動や話すことがいつもと違っているという“気づき"が若年性認知症の発見につながります。

具体的なチェックポイント

  • 同じことを何度も聞く
  • 伝言したことがうまく伝わらない
  • 電車・バスで乗る駅や降りる駅がわからない
  • よく知っている道なのに迷ってしまう
  • 通帳、印鑑、財布などをよく失くし、家族が盗ったという
  • いつも同じ服を着て着替えたがらない
  • 家電製品の使い方がわからない
  • テレビや新聞を見なくなる、関心がなくなる
  • 風呂に入りたがらない
  • 好きだった趣昧の活動をしなくなる
  • 鍋を焦がす、ガスの火を消し忘れる、水道の水を出しっぱなしにする
  • 外出したがらない

早期受診・早期診断が重要

アルツハイマー病であれば、進行を遅らせる薬があり、本人の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)を維持出来ます。また、介護負担を減らすこともでき、早期であれば理解力や判断力が保たれているので、病気であることを受け入れ、今後の人生を設計する時間が与えられることになります。社会的にも医療費や介護費を減らすことが出来るので、早期に治療を始めることは、意義があり、重要なことです。

「若年性認知症」の診断を行える医療機関や、受診の心構えについてはこちらから

受診のすすめ