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子供たちの声

若年性認知症に対する理解を訴えるケース [20歳台の娘]

相談内容

 先日認知症を患いながら1人暮らしをしていた父が亡くなりました。生前は夫も義父母も「若年性認知症など聞いたことがない。ただの怠け病だ」と、何も出来なくなった父の病気を理解せず、何もしてくれませんでした。父の近くに住んでいた妹さえも、父が病気のせいで怒鳴ったり、嫌な顔をするので、だんだん不仲になっていました。ある日、父に電話をしてもつながらず、心配して急いで駆け付けたところ、死後数日経った状態で発見されました。父が亡くなってから、何もできなかったことをずっと後悔しています。そして今からでも私に何かできることはないかと毎日ぐるぐる考えています。こんな話をコールセンターにしてもいいのでしょうか。

相談者の思い
  • 父は病気だったから、怒りっぽくなっていたのかもしれない。
  • 夫に「ただの怠け病だ」と言われたことが悲しかった。
  • 父に怒鳴られても、もっと電話をしてあげればよかった。
  • 若年性認知症の知識があったら、みんな協力してくれたかもしれない。
  • 私のように後悔して欲しくないから、
    多くの人に若年性認知症のことを知ってもらいたい。

相談員の対応

 私たちは毎日お困りごとだけではなく、あなたのような思いを抱えた方たちの声を聴かせていただいています。後悔することもあったかもしれませんが、亡くなったお父様はあなたや妹さんが笑顔で元気に生活していくことを一番望んでいたのかもしれません。
 認知症になっても安心して1人暮らしが出来るよう、若年性認知症という病気について、ひとりひとりが発信していくことが第一歩になると信じています。あなたがそのひとりになってみませんか。心の整理が出来たら、認知症サポーターやボランティアなどを考えてみてはいかがですか。また地域の中にいる若年性認知症の方や介護家族のために、あなたの経験を役立てて欲しいと思います。

若年性認知症の親を持つ若い世代の悩みを聞いてほしいケース [10歳台の息子]

相談内容

 高校の先生からコールセンターのことを聞いて、電話するように言われました。母自身が体調の変化に気づき、3年前に受診しました。その結果、脳に萎縮があり、レビー小体型認知症と診断されました。
 現在障害年金、生活保護と自分のバイト代で生活しています。週3回ヘルパーさんが来てくれますが、母は物事にこだわりが強く、うまく人間関係が築けないために、何人も代わっています。以前困った時に、専門機関に相談に行きましたが、あまり自分の気持ちを分かってもらえなかった気がします。でも自分も母の状態や困っている内容をうまく伝えられなかったのかもしれません。いまは母の状態が良くないので、退学も考えていますが、できれば通信制でも卒業したいと思っています。

相談者の思い
  • いまは自分のことより病気の母が心配だ。
  • 病気のせいで、ヘルパーさんに怒ってばっかりいる時に、
    どうしていいのかわからない。
  • たまには僕の話も聞いてほしい。
  • 高校はできれば続けたい。
  • 小学生の妹のことも心配だから、僕がしっかりしないといけない。

相談員の対応

 お母様の病気のことをよく理解して、頑張っていますね。本当に立派だと思います。お母様は病気のせいできっとヘルパーさんとうまくいかないのですね。大変ですが、きっとお母様もヘルパーさんもあなたの言うことなら、聞いてくれると思うので、時にはお2人の間に入って、フォローが必要かもしれません。
 また一家の主として、いろんな問題を抱えて辛いですね。専門機関への相談は、相談内容によっては、受け付けられないところも多くあるのが現実です。どこに相談してよいか困った時は、身近な学校の先生、地域包括支援センター等に問い合わせてみるのもいいかもしれません。そして問題の整理が出来てから、専門機関の窓口に行くと、スムーズに話が進むと思います。決して1人ではないので、今回に限らず、いつでもコールセンターに相談してください。そして高校だけは卒業したいというあなたの目標は、失わないでくださいね。